天井から雨漏りしたとき自分で応急処置はやるべきか?
ある日突然、天井から雨がポタポタ!
雨漏りが起きると大抵の人は慌ててしまい、
本来しなくてはならない行動を忘れてしまいがちです。
まずは自分の心を落ち着かせましょう。
まず雨が落ちてきている部分の下にバケツを置いてください。
家にレジャーシートや厚手のダンボールがあればバケツの下に引いて下さい。
応急処置ができたら、冷静に室内の雨漏りしている箇所を確認後、
屋根業者へ連絡して対応してもらうようにしてください。
危険な高所作業となる屋根工事は絶対に自分で行わないでください。竜巻や暴風雨、大きな台風が来た後や大震災後は屋根業者はとても混み合います。
雨がいつ降るか分からない、数日後に雨予報が出ているからとてもじゃないけど待てない、
とお考えになり不安になる方も多いでしょう。
応急処置だけでも自分でやるか、と思うのも無理のない話です。
しかし、とても滑りやすく不安定な屋根の上にのぼり転落して怪我をしたり
亡くなったりしている方はこれまでに多数います。
2019年9月、千葉に上陸した台風15号では少なくとも3人が死亡、
101人が重軽傷を負ったことがこれまでに分かっています。
この数字は消防当局が把握している数ですから、実際にはもっと多くの方が
怪我をされている方がいてもおかしくはないのです。
時としてプロですら死亡事故を起こすのですから、一般の方には物凄く
ハードルが高いことなのです。
絶対に自分で屋根にのぼることはやめてください。