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屋根下地 ルーフィング材について

屋根下地とは、垂木、野地板、ルーフィングのことを言います。

この記事では、ルーフィングの種類や耐久性について具体的に解説します。

 

 

 

 

 

 

 

家の劣化を早める一番の大敵は雨水(水分)です。

内部構造に水分が浸透してしまうと、劣化や腐食を早めてしまいます。

ルーフィングは、屋根材の雨仕舞で防ぎきれず、屋根材の下に侵入してしまった

水を屋内に入れず外に流すことを目的にした下地材です。

あくまでも屋根材の機能とセットでの防水効果になります。

 

具体的には屋根本体の下に敷かれたルーフィングシートが二次防水の役割を担います。
屋根内部の雨漏りを最終的に防いでくれるのは、このルーフィングシートで

あるということです。もし屋根から雨漏りがしている場合、それはルーフィングシートが

機能していないから(破れたり剥がれたりしているから)と言い換えられます。

 

 

ルーフィングは「アスファルトルーフィング」「改質アスファルトルーフィング」

の2種類が一般的に普及しています。

その他に、「透湿ルーフィング」と呼ばれる、通気性のあるルーフィングも普及してきました。

ルーフィングの種類によって特徴やメリット・デメリットが異なるのでルーフィングの

種類について具体的に解説します。

 

 

 

 

 

アスファルトルーフィングとは基材にアスファルトを被覆した防水シートです。

簡単に言えばアスファルトを染み込ませた紙です。

一般的に良く使われるアスファルトルーフィングです。混ぜ物がなく、

ストレートアスファルトを基材(紙や不織布)に染み込ませたものをいいます。

耐用年数はあまり高くなく10年ほどで交換時期を迎えます。

住まいを新築で建てた場合、特に指定がないと「アスファルトルーフィング940」

が良く使われますが、比較的グレードは低いルーフィング材になります。

屋根の防水下地材としてJISA6005で規定されており、瑕疵保険の対象にするための

最低限の防水性能をクリアしているルーフィング材です。

他のルーフィング材と比べて価格も安いのでローコスト住宅や屋根リフォームでも

普及率の高いルーフィングです。

 

 

 

 

■改質アスファルトルーフィングはアスファルトルーフィングを改良したものです。

改質アスファルトルーフィング、もしくは改質ゴムアスファルトルーフィング、

ゴムアスと略して呼ばれる場合もあるりますが、すべて同じものです。
アスファルトの欠点である状態変化による劣化を克服するため、アスファルトに

ゴムや合成樹脂、ポリマー、プラスチックなどを混入させ耐久性を高めたのが

改質アスファルトといい、これを材につかったものが改質ゴムアスファルトルーフィングです。

耐久性は20年以上と長寿命になりますアスファルトに合成ゴムや合成樹脂を混合して、

従来のアスファルトルーフィングよりも防水性能を向上させたルーフィングになります。

 

日本で普及しているルーフィングの大半がアスファルト系のルーフィングで

(改質アスファルトルーフィング)と(アスファルトルーフィング940)の

シェアは半々くらいです。

 

 

 

 

■透湿ルーフィングとは通気性能の高い次世代のルーフィングです。

名前の通り雨水は通しませんが、屋内の湿気は外に逃がすことができる

防水材です。お住まいにとって湿気は大敵で、湿気が籠った状態が長く続くと

カビなどが発生して異臭問題になります。それが更に続けば木部を腐食させ建物の

耐久性を下げることにもなります。

逆に透湿防水ルーフィングを使えば建物に湿気の発生を抑えることが出来るので

建物が長持ちさせることができます。アスファルト系のルーフィングと異なり、

通気性があるために野地板が腐食しにくいのが特徴です。
価格が高額なことから日本ではあまり普及していませんが、

住宅の長寿命化を目指す日本において、徐々に注目度が高まっている商品です。

 

 

 

いかがでしたか?

ルーフィングは屋根の二次防水として重要な役割を果たします。

ルーフィングの種類とメリット・デメリットを踏まえて選ぶことが大切です。

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